兵庫県養父市八鹿町（但馬地域）にある「福祉センター（老人保健施設・訪問看護・居宅介護支援事業所（ケアプランセンター））」は八鹿病院併設の福祉施設であり、八鹿病院との密な連携のもと、利用者さんが安心して暮らせるよう、明るく活動を行っています。

2023年2月2日・3日に、老人保健施設の2階・3階に鬼がやってきました。
この日は2月2日。節分は翌日のはずですが…。あれれ、電気がチカチカ…突然太鼓の音が聞こえてくると、金棒をもった赤鬼と緑鬼が利用者さんのもとへやってきました。どうやら勘違いした鬼たちが1日早く来てしまったようです。

「うぉ～！！うぉ～！」と利用者さんに詰め寄る鬼たち。利用者さんはみんなで力を合わせて、赤色の豆を鬼に投げつけます。「鬼はそと～福はうち～」鬼も元気でなかなか弱りません。さらに豆を投げ続けるとようやく鬼が弱り、ドタンと倒れこみました。

節分とは「季節」の分かれ目のことで、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式が広まったと言われています。今年も利用者さまみんなで退治した鬼のおかげで老健の厄を追い払うことができました。利用者さんのお顔もにこにこされていましたが、しっかりと豆を鬼にぶつけておられましたよ。皆さまにこれからも幸せが舞い込むよう願っております。

♪ドコドコドコドコ…　鬼が登場！	最初は鬼に戸惑っておられた利用者様。徐々に豆が当たりだします。
ついに、「ま・い・り・ま・し・た・・・」	鬼が降参してからも、鬼の金棒で退治をつづける利用者様。強い！とても頼もしいです！